第58回有馬記念 備忘録、っつうか忘れてたのかよ。


後出しジャンケンのようなものでというか、完全に後出し確信犯で何だかなあだけれど、書き遺しておきたい衝動と言うほどのことでもないけれど、けれどが続くその心のあやふやさも全部抱締めて歩いて行こう。こんな時には、この言葉が必用だろう、次の矢を放て!


思い起こせば、程の事もないが、ことは1991年の有馬記念から始る。

1着ダイユウサク 14人気137.9倍
2着メジロマックイーン ダントツ1人気1.7倍
馬連7,600円 26人気

結果だけ見れば世紀の番狂わせと言えるが、違う角度から見れば、おおっ!だった。この年、日本とアメリカの有名映画俳優が亡くなっておられた。その2人の名前が、松田優作氏とスティーブ・マックイーン氏だったのである。そのままじゃん。何故、このことに気がつかなかったのか。年末から年明けまで引きずりに引きずった記憶だけが残っている。奥様が、ダイユウサクと言っていたのをお金をどぶに捨てる気かあ、素人さんはお気楽でいいですなあと一蹴したことも今だに言われる。1年の締めくくりである有馬記念には何かあるかもが芽生えたのである。と思う。



世紀の番狂わせから計らずもちょうど10年後の2001年、再び奇跡、いや思慮の足りなさに悶える有馬記念となった。

1着マンハッタンカフェ 3人気7.1倍
2着アメリカンボス 13人気116.9倍
馬連48,650円 51人気

この年は今だに忘れる事が出来ないことが起こった。9.11アメリカ同時多発テロ事件、それともう一つ。マンハッタンとアメリカそのまま来るって、まじかあとちょと恐ろしさを感じた。個人的には先ほどのもう一つとは違うもう一つのキーワードがあって、金の斧も銀の斧もレアメタルの斧も全部好きなだけ持っていきなさいという神様のプレゼントだったのかとまたもや悶々とした年末から新年を迎えたのだった。そのキーワードは、コーヒー。その年に頂いた数少ないお歳暮が、なぜかすべてコーヒーだったのだ。カフェとボス、あちゃーコーヒーもからんでるじゃん。しかもこれは我が家だけかもじゃん。それ以来有馬記念には何かがあると、その年のキーワードから考える事にしたのである。はずである。




そして迎えた2013年第58回有馬記念。キーワードは簡単だった、これしかないでしょ、オリンピックでしょ、今でしょ、って感じ。

1着06オルフェーブル 1人気1.6倍
2着04ウインバリアシオン 4人気16.1倍
3着14ゴールドシップ 2人気4.4倍
3連単5,240円 7人気

ほら、ほら、ほら、ねえー。
06+04=10
14-04=10
06+14=20
で、輪が5つで、オリンピック完成ね。絡みと言えば、ウィンとゴールドも、そーだよね。こんなこともあるんだねえ。てか、あるかもで考えていたんじゃないのかよー、俺。



現実を書き留めておこう。06オルフェーブルは決まり、俺の有馬記念は結果としてここまでだった訳で。何故か強気のデイリーに引っ張られ10アドマイヤラクティと5輪だから5番ねーの短絡思考から05デスペラードで、06-05,10×05,10なんてのを買ってました。因みに、こんな予想をするのに奥様の年末のお掃除を手伝うこともなく、2時間近く掛けたことも記しておこう。