弐番だし


どちらかと言えば取り敢えず系コーヒー党。
というかほとんど紅茶は飲まないのだけれどダージリンなど好きな方。
里親さんから紅茶を頂いた。
なかなか紅茶をくださる方はおられないよねえ。ハイソだねえ。
ハイソってハイソックスの事じゃなくてね。とか、
ハイソサエティの意味っていうのはね。とか言ってると、
あべこうじよりもユッティよりもウザイと言われた。
ユッティはやめてよ。ってそっちかいとも。


「紅茶って高貴な方が飲まれるものだから、
 これからは王様と呼んでね。伯爵夫人て呼ぶから。」
「なんで伯爵夫人なん。あんたが王様やったら私は当然王妃やろう。お姫様でもええで。」
「二人の子持ちが、お姫様って天誅!思い知ったか花柳幻舟!ブログネタゲッツ!。」
とか言いながら紅茶を入れてティーバッグを捨てようとすると、
「ちょっとちょっと何するん?」
「ちゃんと燃える方のゴミ箱に入れるんですけど。何か?」
「そうじゃなくてえ。一回で捨てるん?まだまだ出るやん。」
「そうかもしれないけど。こんな上等な紅茶を2回も出すなんて雰囲気が壊れちゃいますよ。
 そんなセコイことするくらいなら紅茶なんて入れたくないんだよね。」
「えええー、もったいなあ。2回目が美味しんだよお。」
少し意地になってないかあ?
「2回目がおいしいって?紅茶の?それは無い。絶対に無い。絶対は絶対に無いけれど絶対無い。
 最初に出すのが絶ー対美味しいに決まってる。あとは苦味が出るだけだし。
 鰹節とかの弐番だしとかはあるけど紅茶の弐番だしなんて聞いた事ない。庶民じゃのう。」
それから、そんな贅沢するなんて何様だとかなんやかんやありまして、
結局冷蔵庫の中にあった一回出したティーバッグが入ったお茶碗の中に我がティーバッグは鎮座されました。


平和な日本の午後のひとコマ。