最後の夏は何かが起こる


下の娘がソフトテニスをしておりまして、中三で最後の大会だということもあり、洛北の某K中学校まで応援に行ってきた。天気が良すぎて一気に日焼けしてしまった。年齢を重ねるごとにあの日差しの強さは応える。


それぞれの学校のいろんな応援があって面白かった。一番面白いと思ったのは、入るー、決まるー、取れるー、という掛け声。各々の前には絶対が付くんだけど、絶対と言う割にはかなり他動詞的ではあーりませんか?大きくジャンル分けすれば運任せ風まかせの神頼みのようなみたいな的なっ。ボール君、君に任せたなんてね。ボール君からすれば、任せられてもポケモンじゃねえし。かっこいい技なんてねえし。ただ飛んでいってはねるだけだし。って言ってるかも。違和感というほどのことでもないけれど、スポーツの世界ではやっぱり入れるぞーとか決めるぞーとか取るぞーとかがしっくり来ると思うんですけど如何? で、で、セットポイントやゲームポイントの時には、次のポイントで決めるというのが「これで絶対固めよー。」って自動詞的になるんですね。そこは、絶対固まるーじゃ無いんだ。何か、ちょと不思議。いとおかし。てか、固めるってそういうふうに使う?さらにいとおかし。そーんなことを考えながら、炎天下のグラウンドと体育館の軒先の日陰を往復してました。久々に冷や汗以外の健康的な汗をかいた感。いとバテた。


それと、試合を見ている人の前を横切るときに、前すみませんとかきちんと言えている学校とそうでない学校があって観察するのも興味深かった。若い女の子達がさらっと当たり前のように気遣いできるなんて指導者の方がテニスのことだけでなく、付随するいろいろなことをしっかり教えられているのだろうなと思うと共に、強い学校そうでない学校とか関係ないところがさらに興味深かった。少し伝わりにくいところもあると思うので、少し気を使った表現です。の一言を追加しておこう。それで、察して頂こう。


我が娘の勇姿。


試合に負けて審判やってます。


が、しかーし、ここで終わらないのが我が一族。多分公式試合で勝ったことは一度も無かったんじゃないかな。それがなんと、2試合勝って、3試合目は負けたが、敗者復活戦に勝ってブロック予選を突破し、市大会に出場することになった。その敗者復活戦はセットカウント3-1まで追い込まれてからの大逆転劇。いやあ年甲斐もなく応援に熱が入りました。お願ーいと何度も思いました。ブロック予選突破位でと思われるかも知れないけれど、彼女たちの環境等から考えれば奇跡に近いと思う。後輩の子達にも夢を与えられたんじゃないかな。上の息子の時も1学年で1チームが出来ないほぼ万年1回戦負けボーイだったのが、最後の夏の大会で5回勝ち上がって3位になり、29年ぶりに府大会まで行き良い思い出ができた。子供達は、決して恵まれた体格でも無いし、特別技術があるわけではないけれど、最後まであきらめないでコツコツ積み上げていく我慢強さはあると思っている。そういった頑張りに対するご褒美かもねと娘と話した。


ツイッター風に言えば、雨の中参院選の投票に行って来たナウ。となるのかな。今回の受け皿はここしかないだろうと思うのは私だけ?ツイッターではいろいろな唸りやガナリがあって面白い。ウナッターやガナッターってところでしょうか。ナウ。


浮かれるのは分かるけどさあ。長いよ。と奥様にタシナメラレッター。