サッカーのこと


息子は小学校低学年の頃から地元のサッカー少年団に入っていて、
中学校の3年間を合わせると8年近くサッカーをやってきたことになる。
少年団はいろいろ大変なこともあったけれど、いい親御さん達に恵まれていい思い出になっている。
街中で子供たちが少ないということもあり、1学年で1チームを組める人数が揃わなくて、
試合となると常に1歳年上の子が相手だし、
相手が全部同学年でもこちらは1歳年下や2歳年下の子が入っていることもあってか、
ほとんど1回戦敗退で子供たちも私たちも悔しい思いをしてきた。
でも先輩と後輩の距離が近くて、厳しさの中にも温かさがあって、得るものは多かったと思う。


そんな彼らが昨年の夏の市の大会で、なんと29年ぶりに府大会に進める3位になったのです。
喜びのあまり焼肉の約束手形切りました。
まあ運の部分もあるだろうけど、運だけでは1学年で1チームを組めないチームが3位にはなれない。
少年団の時は良く試合を見に行っていたけれど、中学になってからは一度も見に行っていなくて、
最後の2試合くらいしか見ていないが、よくまとまったチームになっていた。
ちょっと感動した。不利な状況の中で彼らなりに成長したんだな。
それとやはりサッカーはというか、チームスポーツは監督さんだなと思った。
子供一人一人のことをきちんと把握できていなければ、この多感な年頃のチームはまとめられない。
授業の話とかは聞いてもなかなか話さないが、
サッカーの話は自分から先生に褒められた、怒られたなどああだこうだと話してくるので、
うまくコミュニケーションをとっていただいて、楽しくクラブやってるんだあと感じていた。
良くも悪くも私のスタイルで、お世話になりながら監督の先生とは絡みがなく、私共のこともよくご存じないと思うが、
いい先生に出会えてラッキーだったし、とても感謝しています。
2年生、1年生も上手な子が揃っていて今年も期待できると思うので、上を目指してもらいたい。
みんなのおかげで、中学生活のいい思い出ができて良かった。
と、家族と事あるごとに話してる。